09/06/07 08:05:06 2DQxNgjuP
とある東大卒ニートの人のブログから
コムヌケーソン能力というのは、本来の意味であれば、情報を伝達する能力のことである。
これは重要なことであろう。今私が記事を書いて、それを読者の方が読む。
そして、中にはコメントをくれる人もいる。これはコムヌケーソンである。
まあ、本題に入るが、就職とか仕事におけるコムヌケーソンというのは実に偏っていて、
前近代的で、非効率であるということである。まず、直接会話することを前提としている。
この時代、会話以外にも情報伝達手段なんてものはいくらでもある。むしろこのように
活字で残しておくほうが確実であるとも言える。それに、聴覚障害者などで会話が
できない人であっても、情報伝達は可能である。
すなわち、ほぼ全員が何らかの情報伝達の手段は効果的に利用できると私は考える。
たとえ一言も発しなくても生きていくことは十分に可能である。そんな時代に、
直接話すことだけに情報伝達の手段を限定し、その能力だけでコムヌケーソン能力を
計るのは視野が狭いし、的外れである。 そんな時代遅れの項目を最重要視するなんて
話にならない。
コムヌケーソン能力があるというのは、いろいろな手段を効果的に組み合わせることが
できることであると私は思う。口だけの人間は間違いなくコムヌケーソン能力はない。
口約束なんてあてにならない。正確性や記録が性格に残るかという観点では、
会話ほど劣った手段はないとも考えられる。
もう一度繰り返すが、会話だけをコムニケーソンと考えるのは愚かであり、
その力を最重要視するなんてのも馬鹿げているとしかいえない。
もちろん情報伝達は必要である。そして、よりよい情報伝達のためには、
いろいろな媒体を効果的に使うことが大切だろうと思う。
つまり、昨今の口から発するだけのコムヌケーソン能力信仰は時代遅れで、
何の意味もないということである。そんな能力はむしろ不要である。