09/06/07 06:01:13 0 BE:617257692-2BP(224)
ニュージーランドの華字紙「中文先駆報」は、日本は1998年以降、11年連続で
年間の自殺者が3万人を上まわる「自殺大国」になっていると報じた。中国新聞網が伝えた。
警察庁が公表した2008年の日本の自殺者数は3万2249人。自殺者が最も多い年齢層は
50代で、6363人と全体の19.7%を占めた。また、30代は4850人(15.0%)と、
統計の残る1978年以来最多となった。08年は生活苦や失業を理由とした自殺が大幅に増加した。
自殺に歯止めがかからない背景には、昨今の金融危機の影響が大きいと見られ、
実際に08年の月別の自殺者数では、金融危機が深刻化した10月が突出していた。
自殺が急増した1998年当時も、前年に山一證券や北海道拓殖銀行が破たんするなど
不況の影響で、自殺者が前年より約8000人も増加している。
08年の統計によると、自殺の原因・動機で最も多かったのは「うつ病」で、「身体の病気」
「多重債務」「その他の負債」と続くが、ある専門家は、日本に自殺者が多いのは
文化的な背景もあると指摘している。キリスト教文化圏では自殺は罪悪であり、
責任を回避する愚かな行為だと考えられているが、日本では自殺は一種の贖罪行為と
見られており、これも自殺に歯止めがかからない原因ではないかとしている。
*+*+ レコードチャイナ 2009/06/07[05:59] +*+*
URLリンク(www.recordchina.co.jp)