09/06/06 14:52:48 0
(>>1のつづき)
「いま1つは私が代表になって最も力を入れている外交における友愛の精神のことだ。すなわち
友愛精神が戦争ばかりしていたフランス、ドイツを最終的に戦争のないEUという組織にまで高めた。
東アジアにおいてもそれが決して不可能ではないと考えている。まず日本と韓国が協力していくことが
大変重要で、そこに中国も仲間に入り、必要なら米国に仲間に入ってもらい、東アジアの共同体、
アジア太平洋の共同体構想が重要な発想だということを申し上げた。そのためには日韓のFTAを
早く結ぶことが大事ではないかと申し上げた」
「そのことに対する李大統領の答えは、『わたしのおっしゃる通りではないか。日韓のFTAに関しては、
私は決して反対ではない。ただ幾つかのところで滞っているが、むしろ日韓の政治の信頼の問題』と
話され、日韓の政治信頼がもっと高めれば必然的に解決ができるだろうと申された。以上が概要だ。
李大統領から新しい民主党政権ができることに対して、大きな期待をもっていただいとそのように
感じた会談だった」
--会談の中では、在日参政権問題については触れなかったのか。外交デビューで今後、鳩山政権に
なった場合、他の野党と連立することを組むことになると思うが、安全保障問題や自衛隊の派遣とか
どうクリアしていくのか
「在日参政権については直接的な会話はなかった。李大統領からは、在日韓国人に対して大変理解を
示してくれていることにありがとうという言葉があった。民団の方々にも、大変民主党は支持が高いようですね。
おかげさまで多くの民団の方々にご支持をいただいてありがたく思っていると答えた」
「連立政権ということに政権をとったときには必然的になることは間違いない。しかし、どのくらい衆議院に
おいて勝つかということもたいへん大きなファクターだと思っている。そのことによって連立政権のありようが
変わると思っている。連立政権をつくる場合は、わたしどもは政府の中に多くの議員を投入をするという
ことを申し上げていて、その中に当然、連立の内閣ですが、連立の政党の与党の皆さん方に入って
もらうことになる」
続く