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オフタイム:不思議な制限速度 /福島
知人が「磐越道を100キロちょっとで走っていたら
速度違反の切符を切られた」と情けなさそうに話した。
私は「運が悪かったね」と同情し、さらに「片側2車線になっても
まだ制限速度80キロだったのか」と知人に尋ねると、悔しそうにうなずいた。
いわきジャンクション(JC)-郡山JCの4車線化が完成したのは昨年11月。
それ以前は場所によって違うが、確かに制限速度はどこも80キロ以下だった。4車線化と同時に、
ごく普通に100キロで走れる高速道になった、と内心で喜んでいたので
「明日は我が身に降りかかる災難」と磐越道に入り、表示を確認した。80キロの表示板が無情に並んでいた。
不思議な疑問がわいた。連結する常磐道で、4車線区間は水戸インターチェンジ(IC)-いわき中央IC。
その間はほとんどが100キロだ。80キロはいわき湯本IC-いわきJCと、
日立南太田IC-と高萩ICのトンネル区間ばかりである。
NEXCO東日本に電話した。お客様センターに回された結果は「磐越道は設計上、最高速度は80キロ」
との答えだった。設計上の理由とやらを聞くと「それ以上は上司から
聞かされていないので分かりません」とアッサリしたものだ。
いわきJC-郡山JC間は常磐道のトンネル部分の同じ設計基準で造られたのか、と腹が立つ。
格差は道路にも及んでいるのか、とひがんでしまう。
近々予想される総選挙で、この区間の100キロ走行を
公約する候補者がいれば、投票してみたい心境だ。【田中英雄】
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