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1970~80年代のオートバイを改造して集団で走行し、
独自に「旧車会」と名乗るなどのグループが、県内の高速道路や幹線道路で活動している。
5月には、阪和自動車道吉備湯浅パーキングに約200台が集結して
騒音への苦情が相次いでおり、県警は取り締まりを強化する。
県警交通指導課によると、旧車会は旧式オートバイや車の愛好家グループとは別に、
20~30歳代の元暴走族らがツーリングと称して集団走行を繰り返す。
約10年前から全国各地に現れ、昨年末現在で全国に544グループあるとみられる。
県内では今年5月末現在で13グループ、84人が確認されている。
シートやマフラーを改造したバイクで県内の幹線道路を走って観光地などに集まり、
暴走族の「特攻服」を着ているメンバーもいる。騒音が他のドライバーや周辺住民を悩ませ、
集団で走るために通行トラブルも起きる。
しかし、ヘルメットを着用して信号も順守するメンバーが多く、道路交通法違反の
共同危険行為として、摘発するのも難しい状況。路上で警察官に整備不良を指摘されると、
その場で元の部品に取り換え、逃れるケースもあるという。
5月24日午前には、吉備湯浅パーキングに大阪や兵庫、愛知などから約200台が集まり、
その後、集団で白浜へ向かった。県警には「エンジンの空ぶかしがうるさい」
「集団で走って危ない」と多くの苦情が寄せられた。
夏場に向けて走行台数が増加するとみられ、同課では、
「一部では暴走族と変わらない行為を繰り返しており、厳重に監視して、
違法性を認めれば直ちに検挙する」と話している。
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