09/06/05 09:11:01 0
・朝日新聞が、北朝鮮の核実験を受けて掲載した地図で、台湾を「核保有5大国」に分類
していたことが問題になっている。台湾の外交窓口は「おかしい。厳正に申し入れたい」と
反発している。
注目されているのは、朝日新聞5月26日朝刊の6面に掲載された「核兵器をめぐる現状」
という地図。「NPTで認められた核保有5大国」として、米国とロシア、英国、フランス、
ロシア、中国が赤に色づけされているが、何と、台湾まで赤くなっていたのだ。
台湾は、第2次世界大戦が終結した1945年以降は一貫して中華民国の統治下にあるが、
49年に成立した中華人民共和国(中国)も統治権を主張している。
日本政府は72年の日中共同声明で、台湾を自国の領土とする中国の主張を「十分
理解し、尊重する」としたが、認めたわけではない。政府は2005年11月、「台湾の領土的
位置付けに関して独自の認定を行う立場にない」とする政府見解を閣議決定している。
今回の朝日新聞の地図について、日本における台湾の外交窓口機関である台北駐日
経済文化代表処の朱文清広報部長は「それはおかしい。台湾は核保有国ではないし、
中国の一部でもない。これはハッキリしている。事実を確認して、朝日新聞に厳正に
申し入れをしたい」と語る。
日台交流を進める民間団体「日本李登輝友の会」の柚原正敬常務理事も「あの地図は、
日本の立場とも台湾の立場とも違う。中国の『台湾は中国の一部』という言い分が反映
された地図ではないのか。これまで朝日新聞については中国寄りの報道姿勢が指摘
されてきたが、その現れかもしれない」と分析する。
今回の問題について、朝日新聞広報部は2日夜、「台北駐日経済文化代表処からの
申し入れがあり、当社としての見解を丁寧にご説明する予定です」とのコメントを
文書で寄せた。
関係者の情報を総合すると、どうも地図はミスではなさそうだが…(抜粋)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
※画像:URLリンク(www.zakzak.co.jp)
※前:スレリンク(newsplus板)