09/06/05 07:28:54 0
Q:なぜ国会議員の世襲制限が必要なのでしょうか?
A:政権を担える政党は自民党だけですが、絶え間ない自己刷新が必要です。
古い体質のままではいずれ国民の信頼を失うからです。
そのためには幅広い分野から優秀な人材を募り、
国民に近い政治ができるよう新陳代謝を図らなければなりません。
世襲は人材の新規参入を阻んでいるのが実態です。国民の批判があるということだけでなく、
自民党が政権政党にふさわしい存在であり続けるために不可欠なのです。
Q:確かに親族で長い間、議席を占有し、「議員一家」として扱われ続けていると
国民感覚から遊離しますね。中には特権を生かして蓄財した方もいますしね。
具体的にはどう制限するのですか?
A:五月二十一日に立ち上げる「世襲制限についての勉強会」で、議論していきますが、
親族は同一選挙区から出馬させないことが基本です。少なくとも公認しないことが必要です。
Q:公認しないと。
A:小選挙区制度選挙は「党VS党」の戦いになっており、選挙資金、ポスター、
政見放送でいろんな制限があり、公認候補でなければ当選は難しいのです。
中選挙区時代は、確かに無所属でも当選できました。
たとえば、自民党の中川一郎さんの後継を、一郎さんの秘書だった鈴木宗男さん、
一郎さんに応援された道議会議員だった武部勤さん、そして息子の中川昭一さんが争い、
しのぎを削りました。鈴木さん、武部さんは無所属、昭一さんは自民党公認で、
結局、あの時は鈴木さんと昭一さんが衆議院議員に当選しました。
しかし小選挙区では、そもそも当選者が一人。
また、政党主体の選挙ですから無所属での当選は非常に困難なのです。
(>>2-以降に続くです)
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