09/06/05 00:09:29 0
「『本当にいいんですか?』と若者に問いたいですね」。
警視庁の中堅幹部のつぶやきです。
不景気になると、公務員人気が高まるといわれます。
警視庁では毎年度、警察官の採用試験を3回に分けて実施していますが、
今年度の第1回試験はすでに、前年同期比で2000人ほど多い約1万3000人が応募。
100年に1度の経済危機といわれる中で、公務員人気の高まりの一端を裏付ける数字です。
ここ数年の警視庁の合格倍率は8倍前後で推移。
公務員人気の高まりで今後は、倍率アップも予想され、
採用する側にとっては質の高い人材獲得にもつながります。
それでも…。
中堅幹部のつぶやきは続きます。
「刑事は月に1、2日の休みでホシ(犯人)を追い、
交番のお巡りさんは一睡もせずにパトロールします。
警察官はときに、自分の命を賭してでも国民の生命を守らなければなりません。
公務員としての安定を求めるのではなく、
一生の仕事として警察官という職種を志望してほしいのです」
内定取り消しや倒産、リストラ…。
こうした現実を目の当たりにすると、公務員の安定性は確かに魅力的ですが、
安易な公務員志向だけでは精強な第一線警察を担えるはずもありません。
中堅幹部のつぶやきには、ときに命を賭さなければならない仕事の重さと
警察官としての矜持(きょうじ)があふれていると感じました。
ソース:URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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★1:06/03(水) 01:20:00