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NHKが、8年前に放送した教育テレビの番組「戦争をどう裁くか」について、
BPO=「放送倫理・番組向上機構」が公表した意見に対し、NHKは4日、
「指摘は真摯(しんし)に受け止めるが、番組の質と放送倫理とは別に考えるべき問題だ」という見解をまとめ、
BPOに提出しました。
NHKが平成13年に教育テレビで放送した番組「戦争をどう裁くか」について、BPOの放送倫理検証委員会はことし4月、
「番組制作部門の幹部が放送前に有力政治家と面談し、
改編指示を行ったことなどは公共放送にとって最も重要な自主・自律を危うくし、
視聴者に重大な疑念を抱かせる行為だった」などとする意見を公表しました。
これに対してNHKは4日、見解をBPOに伝えるとともに、その内容を記者会見で明らかにしました。
見解では「番組制作部門の担当者が放送前に個別の番組内容を国会議員などに直接説明することは行っていないし、
これからも行わない」としたうえで、「BPOの意見を真摯に受け止めており、
仮にも視聴者に自主・自律に対する疑念を持たれることがあってはならないと、あらためて深く認識している」としています。
そのうえで、BPOの委員会が「改編によって番組は完成度を欠き散漫になった」と指摘したことに対して、
「番組の質は本来、放送倫理とは別に考えるべき問題で、関連づけて議論を進めることには慎重であるべきだ」と述べています。
記事引用元:NHK
URLリンク(www.nhk.or.jp)