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◇香川用水、２０％削減－－吉野川水系水利用連絡協議会
早明浦ダム（高知県）の貯水率が下がり続けているため、吉野川水系水利用連絡協議会
（会長＝木村昌司・四国地方整備局長）は３日、午前９時から予定通り第１次取水制限を開始した。
削減率は、香川用水２０％、徳島用水１３・９％。
３日午前０時現在の貯水率は、６２・２％（平年９５・６％）。四国地方整備局によると、
同日午前６時ごろから同ダム上流で降雨が観測されたが、午後７時現在で
累計９・２ミリ程度にとどまっており、貯水率の回復は期待できないという。
例年は貯水率が４５％程度になった時点で第２次取水制限に入る。降雨が期待できないと、
早ければ来週半ばにも４５％程度になるとみられ、同協議会は５日にも再び幹事会を開いて
対応を検討する見通し。【三上健太郎】
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