09/06/04 07:46:33 0
平町は3日、前副町長(当時72歳)が町名義で農協から8000万円を借り、
「(返済は)町長らでしてほしい」という内容の遺書を残して自殺していたことを
明らかにした。前副町長は総務課長だった15年前から、同様に農協への
借り入れと返済を繰り返し、総額は今回分を含めて8億5000万円に上る。
山下正臣町長は「あくまで個人の借金で、遺族に返済するよう求める。使途は
不明」としている。
町の説明によると、前副町長は昨年4月、総務課長が管理する町長の公印を
無断で使い、同町のJA香川県象郷支店に8000万円の借り入れを申請。
町の口座とは別に、前副町長が町名義で開設した口座に振り込まれた金を全額、
同様の手口で借りていた以前の借金の返済に充てていた。
前副町長は昨年8月、4年前の酒気帯び運転がわかって辞職。今年3月27日、
同支店から町に返済要求があり、不正が発覚した。前副町長は借金をしていたことを
認め、町側に支払う意向を示したが、同30日、自宅車庫で首をつっているのが見つかった。
山下町長は3日午後2時から町役場で記者会見し、これまでの調査結果を説明した。
公印の無断使用、架空口座の開設、自転車操業的な金の出し入れ……。“腹心”の
背信行為に山下町長は「町民におわびし、真相究明に全力をあげたい」と頭を下げたが、
発覚が遅れた理由や使途、具体的な再発防止策は明らかにされなかった。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)