09/06/03 20:48:30 ns5GfBfF0
>>240
では、北方領土問題はいつ解決されるのだろうか?これは、日本の政局に
大きく影響されるので予想が難しいのだが、私なりに予測してみたい。
現在世界の株価は小康状態にあるが、米英両国が維持してきた世界覇権
は崩壊寸前であり、今後は独仏露日などの非英語圏の有力国を加えた先進国
連合が覇権を引き継ぐことになると思われる。そのきっかけになるのが世界的な
株価下落であるが、秋に株価下落が起きやすいことを考えると今年秋が有力
である。日本は今年秋には、現在のドイツと同様の挙国一致政権(具体的には、
自民党と民主党の連合であり公明党は野党に転落する)に移行して世界的な
経済の大混乱に対処していく必要があると思われる。
参議院は現在、民主党優位である。次期衆院選で民主党が健闘して自民党
を上回る議席を獲得すれば、民主党と公明党の連立による連立政権ができると
思われるが、そのような政権は世界的な混乱に対処できないだろう。自民党を
主軸とする自民・民主両党の連合政権こそが必要とされているのであり、
そのためには、自民党が次期衆院選で大勝利する必要がある。
ただ、次期衆院選の結果いきなり自民・民主の連合政権が出来るのでは
国民も納得しないだろう。従って、次期総選挙では自民+公明で総議席の
三分の二以上を確保し、自民・公明連立政権がいったん成立、その後世界的
混乱に対処する安定政権が必要という明目で自民・民主連立政権に移行する
のではないかというのが私の予想する今年後半の政局である。
次期総選挙で自民+公明で総議席の三分の二以上を確保するには、
北方領土問題解決を選挙直前のサプライズとして利用する以外に方法はない
と思われる。野党各党は「漁業権折半は譲歩しすぎ」と自民党を非難すると
思われ、野党も一定の得票を得ると想像されるが、日本国民の多くは四島
返還という形での北方領土問題解決を評価するからだ。得票の僅かな変化が
大きな議席変動になって現れる現在の衆議院の選挙制度を考えるならば、
自民党は前回総選挙と同等か、それ以上の勝利を得られると思われる。