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集団暴行容疑、ゲームで酩酊させたか
京都教育大学の学生による女子学生への集団暴行事件。事件に至る経緯が明らかになってきました。
容疑者の男子学生らは、「ダービーゲーム」という酒の一気飲み競争で酔いつぶれた女子学生に、性的暴行を加えていたということです。
１日に逮捕された６人のうちの１人、京都教育大学・体育領域専攻の４年生、磯谷昇太容疑者（２２）。体育会の陸上部に所属し、競歩で全国４位の実績を持つ選手です。
ほかの５人もサッカーやアメリカンフットボールなどの体育会に所属するスポーツマンで、被害に遭った女子学生も、
この６人と同じ教育学部で体育の先生を養成するコースのクラスメイトでした。
事件は今年２月、このコースで学ぶ１年生から４年生までの学生およそ９０人が集まったコンパで起きました。
未成年者も含め、ほぼ全員が酒を飲んでいましたが、一部の席で「ダービーゲーム」という一気飲み競争が始まったのです。
「有志がコップを持って起立して、ヨーイドンの合図で、コップ１杯飲みきる速さを競うゲームです。最下位の人はもう１杯飲むルール」（当日参加していた学生）
捜査幹部によりますと、「ダービーゲーム」でひどく酔ってしまった女子学生にゲームに参加していなかった容疑者の男子学生が接触したといいます。
そして、当日は４階で飲み会が行われていたとのことですが、容疑者らはその日使われていなかった人気のない５階に移動し、女性に乱暴したとみられています
不審に思った居酒屋の店員がこの部屋に入ろうとしましたが、内側から鍵がかけられていたため「何してるんや」と一喝したところ、
真っ暗な室内から数人の男子学生が、慌てて出てきたといいます。
部屋には、女子学生がぐったりとした様子で倒れていたということですが、この部屋の外には、別の３人の学生もいたということで、
警察はこの３人が見張っていた疑いもあるとみて、事情を聞くことにしています。
これまでの取り調べに対し、６人のうち竹田容疑者だけが「間違いない」と認めていて、
残る５人は「合意の行為だった」「触っていない」などと容疑を否認しているということです。（02日17:56）
URLﾘﾝｸ(news.tbs.co.jp)