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鍵をかけたまま放置された「開かずの公園」が大阪市西成区にある。
市が4700万円の事業費で整備を始めて12年。いまだに開園のメドが
立たない。ホームレスの居場所になるという地元の不安に加え、
問題解決を先送りしたことが利用できない公園を生み出した。
「ここは開けたらあかん。みな寝に来てしまう」
公園のそばに50年近く住んでいる女性(71)がつぶやいた。
フェンスと鉄板で覆われて入れない。通行人がフェンス越しにネコに餌を
やっている。60代の男性は「開けてもゴミでいっぱいになっちゃうん
じゃないか」と漏らした。
「山王太子公園」(仮称)は市営地下鉄動物園前駅から飛田新地に向かう
商店街と交わるようにある。93年、全線廃止になった南海電鉄天王寺線
(天下茶屋―天王寺)の跡地で敷地は細長い。「地域の発展のために」と
一部を残して市に無償譲渡された。
市は97年、跡地5200平方メートルの一部の整備を開始。
2カ年で、約1300平方メートルの造成や植栽をし、出入り口を1カ所作った
ところまでで整備が止まり、施錠された。市緑化推進部の担当者は
「管理方法を地元と話したが詰め切れず、ほかの公園の整備が優先されて
後回しになった」という。
URLリンク(mytown.asahi.com)
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