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【ヨハネスブルク30日共同】スーダンからの報道によると、中部南コルドファン州で数日間にわたり、
家畜の水場をめぐる争いが発端とみられるアラブ系遊牧民族同士の衝突が激化、
警察官を含む計244人が死亡した。ハミド内相が29日明らかにした。
衝突は23日ごろ、スーダン西部ダルフール地方や南コルドファン州で暮らす
有力民族ミッセリアとリゼイガトとの間で発生、双方で計169人が死亡した。
26日には、仲裁に入った警官隊75人がリゼイガトの騎馬隊数千人の攻撃を受け、
殺害されたという。
南コルドファン州は紛争が続くダルフール地方に隣接。
家畜の水場などをめぐる民族同士の争いが絶えず、
スーダンでも最も不安定な地域の一つとされる。
2005年まで20年以上続き、約200万人が死亡したスーダン南部内戦の主戦場にもなった。
2009/05/30 10:04 【共同通信】
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