09/05/29 23:22:44 PdrF9nud0
【労働者派遣法の改正、人材派遣の自由化はアメリカからの年次改革要望書】
日本の終身雇用という、世界に比類ないこの良い制度は1996年の年次改革要望書によって、
その解消を求められている。
この背景にはアメリカが日本をよく研究して、どうしたら国力を殺ぐことができるか、
その方法を研究した結果、日本特有の終身雇用と年功序列を破壊するのが最も効果的
だという結論を得たと言う。
かつて80年代に日本がジャパン・アズ・ナンバー1といわれアメリカ経済を凌駕した時
アメリカは日本の経済力を恐れて、無理やり日本の経済力を低下させるべく動いた。
それが派遣制度の導入と日本の経済成長を支えてきた年功序列型終身雇用制度の破壊だ。
つまり日本から活力を奪うため、「終身雇用・年功序列を廃止せよ!」という米国からの
命令があった。
米国の命令通りの市場原理主義を進めている内、いつの間にか米国よりも性質の悪い、
市場原理主義社会を構築してしまった。
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アメリカの支配階級は「悪党」だ。これから世界をどうするかという「計画」は、
すでにできあがってりいて、彼らは、それを実行していくわけである。
日本人である私は、アメリカ支配階級の「戦略と行動力」は、敵ながらあっぱれなもので
あると考えている。少なくとも日本の政治家とは発想のレベルが格段に違う。
ところで、超大国アメリカにも大誤算がある。彼らは、文化と歴史がないものだから
「歴史の力」の怖さというものがわかっていない。
彼らは「戦略」でなんでもできると思っている。しかし、それは大まちがいなのである。
「二〇〇五年 俺が潰されない生き方」-鈴木啓功著