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日本共産党の志位和夫委員長は二十八日、国会内の記者会見で、北朝鮮の核実験を機に政府・与党から
「敵基地攻撃論」が出ていることについて問われ、「最悪の動きだ。軍事的な対応の悪循環をつくるもの、
憲法を壊し、世界の平和の秩序も壊すもので、絶対に認められない」と述べました。
志位氏は、「『敵基地攻撃』は、北朝鮮の核実験を利用して先制攻撃論に踏み込むもので、
国連憲章でも厳しく禁止されているし、もとより憲法違反の動きだ」と指摘。
「北朝鮮の核実験は絶対に許されない暴挙だが、今、求められる中心点は、
北朝鮮に核兵器開発を放棄させ、六カ国協議に即時無条件に復帰させることを目的に、
国際社会が一致協力した外交的行動を行うことだ」と強調しました。
しんぶん赤旗 軍事的悪循環つくる 「敵基地攻撃論」志位氏が批判
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