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南山大学などを運営する南山学園(名古屋市)は28日、デリバティブ(金融派生商品)取引で
約68億円の損失が発生したと発表した。
有価証券も約45億円の評価損が発生し、これらを計上した2008年度決算は約80億円の
赤字となった。同学園は「有価証券の売却などで資金を確保しており、学校運営に影響はない」と
している。
同学園は、昨年12月時点で、デリバティブ取引で34億円の損失を出したことを明らかに
していた。さらに運用益の見込めない取引計7件を解約し、損失額を確定させた。
現在も11件の取引が残っており、今年度中にすべて解約する予定で、処理費用として
15億円を09年度予算に計上した。09年度決算は黒字の見込みという。
ハンス ユーゲン・マルクス理事長は、「ご心配をおかけして申し訳ない。今後、リスクが
不明な金融商品は扱わない」と話した。
読売新聞 2009年5月28日20時42分
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