09/05/27 22:05:06 0
・「楽天市場から個人情報がスパム業者に流出か、実名の記載された迷惑メールが楽天でしか使ってない
メールアドレスに届き始める」という記事中でも触れましたが、楽天は2005年の個人情報流出騒動に
よってシステムを変更し、楽天出店ショップに対してはメールアドレスを「非表示」にしているとお伝え
しましたが、実際にはまったく違っていました。
なんと、楽天市場に登録した個人情報のほとんどを各ショップは閲覧することが可能で、なおかつ
個人情報については楽天市場自身が各ショップに1件10円でダウンロード販売しているとのこと。
楽天市場ユーザーの個人情報がまさに「商品」として各ショップに販売され、だだ漏れになっている
実態が明らかになりました。
楽天市場は「ネットショッピングモール」という場として機能するシステムを各ショップに利用させて出店料を
支払わせることによって収益を上げています。
さらに出店時には「RMS入門マニュアルセット」費用として3万2000円が別途必要で、さらにその他の有料
サービスとしてRMS全商品モバイル、楽天スーパーアフィリエイト、共同購入などなどを利用する際には
別途料金が発生する…という仕組みです。
楽天市場は2004年には455億6700万円の売り上げだったものが、2008年には2498億8300万円となっており、従業員数も
2004年には599人でしたが、2008年には2081人にまで増えています。
「店舗運営マニュアル」によると「新CSVデータダウンロード」というのがあり、このサービスを利用することに
よって、各ショップは受注情報をExcelなどで扱うことができるCSV形式ファイルとして一括ダウンロードする
ことが可能になっています。
これによって「運送業者への伝票や納品書の処理、宛名ラベル印刷など」が可能になるわけですが、
なんとこの機能は有料となっており、100件までが1000円、100件を超える場合は1件10円となっています。
つまり、1件10円で個人情報を売っているわけです。(>>2-10につづく)
URLリンク(gigazine.net)
※店舗運営マニュアル:URLリンク(gigazine.jp)
※前:スレリンク(newsplus板)