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札幌市東区の自動車販売会社「ケー・ウイングス」で新車や中古車を購入した客が、
納車されないまま、ローン代金の支払いを求められる被害が相次いでいることがわかった。
客からの相談を受けている札幌弁護士会が25日記者会見し、明らかにした。同弁護士会は、
現時点の被害報告が60件以上あることから、被害総額は数億円に上る可能性があるとみている。
同弁護士会によると、納車は2007年の年末頃から遅れがちになったが、社長は「人気車種
なので入手に時間がかかる」などと弁明していたという。
08年夏以降は全く納車されなくなる一方、新たな客と契約していた。社長は今年4月に死亡したという。
同弁護士会は30日午前10時から、札幌市中央区の札幌弁護士会館で、無料の被害聴取会を
開き、被害の全容把握に努める。銀行や信販会社を相手取り、ローンの取り消しや減額の
申し立てなどの法的措置を検討するという。
記者会見した小林由紀弁護士は「販売時に納車する意思がなかったことが明確になれば
詐欺罪にあたる可能性もある。被害実態を把握したい」と話している。
読売新聞 2009年5月25日18時10分
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