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★「派遣村から見た日本」をテーマに 四日市で湯浅さん講演
・年末年始に東京・日比谷公園に開設された「年越し派遣村」で村長を務めた反貧困ネットワーク
事務局長の湯浅誠さんが24日、四日市市安島の市文化会館で講演し、格差社会の是正を訴えた。(抜粋)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
・貧困者支援活動に取り組み、民間非営利団体(NPO)「自立生活サポートセンターもやい」の
事務局長も務める湯浅誠さんが24日、四日市市文化会館で講演した。「『貧困』問題と憲法」に
ついて、約300人が耳を傾けた。
憲法9条の大切さを訴える市民団体「九条の会よっかいち」が、4周年のつどいの催しとして企画した。
「今の日本の社会はすべり台社会」と唱える湯浅さんは、その意味を「病気や失業など、誰にでも
あるトラブルで生存そのものが脅かされる社会」と解説。雇用保険や生活保護が受けられないために
「NOと言えない労働者」が生まれ、劣悪な労働環境でも働く人が増えて、労働市場が崩れていると
話した。「市民の責任として、おかしいことはおかしいと言わなければ」とも訴えた。
憲法については「9条がなければ(生存権を規定する)25条も保たれないという考え方はあるが、
その逆は浸透していない」と指摘。「生存権が保障されなければ貧困者が増え、『戦争でも起きないと
社会が変わらない』という人が出る」とし、貧困と戦争をセットの問題として考える必要性を説いた。
4周年のつどいでは、四日市市出身のピアニスト、吉野りん子さんのコンサートもあった。
URLリンク(www.chunichi.co.jp)