09/05/25 08:03:08 0 BE:823010483-2BP(222)
根室管内標津町のNPO法人・南知床ヒグマ情報センターを中心とする研究チームが六月中旬から、
携帯電話の衛星利用測位システム(GPS)を活用してヒグマの行動を把握する調査を始めることになった。
リアルタイムでヒグマの位置が分かる国内初の研究で、人家などに近づいた場合は
追い払うことにも活用できるという。
チームは、ほかに北大大学院獣医学研究科の坪田敏男教授のグループとNTTドコモ北海道支社で構成。
製作中の発信器は子どもの防犯用などに使われているシステムを改造する。
調査は今後、同町内で捕獲するヒグマ四、五頭に発信器を取り付けて放す。発信器は約四時間おきに
衛星に向けて電波を発信して位置を確認。そのデータを携帯電話の電波で発信し、同センターなどで
受信する。民家や施設などに近づいた場合は職員が追い払いに行く。
調査の期間は四カ月間で、発信器はその後、自然に外れる仕組みにする。
研究チームは、ニトリの北海道応援基金とセブン-イレブン緑の基金から計四百万円の助成を受ける。
これまでもGPS機器を野生動物に取り付ける調査はあったが、位置情報を即座に知ることはできず、
動物を再捕獲して回収した機器の記録から調べる方法だった。
同町はヒグマの出没が多く、昨年九月には男性が襲われて死亡している。
(後略)
*+*+ 北海道新聞 2009/05/25[08:01] +*+*
URLリンク(www.hokkaido-np.co.jp)
■関連スレ
【社会】 性犯罪者の再犯防止へ、GPS装着の可否を法務省が検討…一方、「人権侵害に当たる」と反対の声も★4
スレリンク(newsplus板)