09/05/25 02:30:27 0 BE:2160402697-2BP(222)
人間のそううつ症状と関連があるとされるマウスの状態を制御する遺伝子の一つを、
名古屋大大学院の海老原史樹文教授らのグループが特定。研究結果を
25日付の科学誌「ネイチャー・ジェネティクス」電子版に発表した。この状態のマウスは
抗うつ薬の試験に使われており、研究成果が精神疾患の原因究明や薬の開発などに
つながる可能性もあるという。
海老原教授によると、マウスの状態は「行動的絶望」といい、人間のうつ状態に近く、
強いストレスが原因であきらめたように動かなくなる。
同教授らは、逃げ場のない水槽内を泳がす「強制水泳テスト」などをマウスに実施、
ストレスを与える実験を重ねたところ、通常陥るはずの行動的絶望にならず、そう状態に
近くなるマウスがいることが分かった。
分析の結果、これらのマウスは「Usp46」という遺伝子が欠損していたことが判明。
正常なUsp46を導入したところ、そう状態から行動的絶望に変わったといい、
この遺伝子が関係していることが特定されたという。
*+*+ jiji.com 2009/05/25[02:26] +*+*
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