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奈良県内で、発熱などインフルエンザのような症状を訴えて、
18日に中学校と高校を欠席した生徒や教職員、1100人あまりについて、
県は20日、「新型インフルエンザに感染した人はいなかったとみられる」とする、
追跡調査の結果を発表しました。
奈良県と県教育委員会は、県内の学校に対し、発熱などインフルエンザのような
症状を訴えた児童・生徒や教職員を休ませるよう指示を出していて、
18日の時点で、1117人が欠席していました。
県は、この1117人について、各学校を通じて追跡調査した結果を、
20日の夜、公表しました。
それによりますと、全員が各学校の担当医や県の発熱相談センター、
それに、かかりつけの医師などの診察を受けたということです。
このうち5人の中学生と2人の教職員が、発熱相談センターに相談した時点で、
発熱の症状を訴えていたことから、発熱外来を受診して簡易検査を受けたところ、
いずれも「陰性」と判定されたということです。
また、これ以外の欠席者については、熱が下がるなど
インフルエンザのような症状が治まっていたということです。
こうしたことから県では、18日の欠席者の中に、
「新型インフルエンザに感染した人はいなかったとみられる」と結論づけました。
県によりますと、インフルエンザのような症状で、
20日に中学校と高校を欠席した生徒や教職員は274人で、
県ではこれらの欠席者についても調査を進めることにしています。
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