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充電池大手ジーエス・ユアサコーポレーション(GSユアサ)は20日、京都市内の本社で、大正期の
1917年に米国から輸入した電気自動車(EV)「デトロイト号」を63年ぶりに走らせるイベントを開いた。
最高時速は約20キロ。車高が高く「シルクハット」の愛称で呼ばれた姿は休眠期間を感じさせず、
敷地内を繰り返し周回した。GSユアサのリチウムイオン充電池を採用し、7月に発売される三菱自動車の
EV「アイミーブ」も登場、新旧EVが並走する場面もあった。
環境意識の高まりなどで、世界の自動車メーカーがEVを見直し始めている。GSユアサは、
普及を後押ししようと、本社に展示していた車体を全面補修した。
デトロイト号は、島津製作所創業者の長男(初代社長)で、GSユアサの前身である旧日本電池を創業した
島津源蔵氏が、46年に退任するまで通勤などに愛用した。島津氏は、開発した自分の名前のイニシャルから
「GS」と名付け、画期的な性能とされた旧日本電池の鉛充電池を搭載していた。EVはガソリン車より
約10年早い1873年に英国で誕生したという。
(2009年5月20日13時22分 読売新聞)
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63年ぶりに走行するデトロイト号(手前)と、最新のアイミーブ
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