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★【新型インフル】死者数、鳥インフルに並ぶ 「弱毒性」も侮れず
・世界保健機関(WHO)の19日現在の集計によると、新型インフルエンザで死亡した人の
総数は79人と、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)で過去最多の被害となった2006年の
年間死亡者数に並んだ。
新型インフルエンザウイルス(H1N1型)は、感染者の大半が軽症か無症状ですむ「弱毒性」との
見方が有力だが、4月下旬に流行が確認されてから1カ月程度で鳥インフルエンザ1年分の
死者を出したことは、重症者の比率が低くても多数の人が感染すれば強毒性ウイルスに
匹敵する被害をもたらすことを意味する。
WHOの進藤奈邦子医務官は「弱毒性でも感染力が強いと(患者全体としての)健康被害という
意味では、全く侮れない」と警戒の必要性を訴えている。
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