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裁判員制度が２１日に始まるのを受け、テレビ・ラジオの民放局で報道番組などを担当するキャスターらが１９日、
「裁判員裁判の透明性を確保し、裁判員の経験を共有するには、公判の全過程が明らかになることが求められる。
『開かれた司法』実現に向け、積極的に取り組む」との共同声明を発表した。
声明はキャスターら１３人が連名。会見に安藤優子さん、滝川クリステルさん、
ジャーナリストの大谷昭宏さんら８人が出席した。
裁判員経験者には守秘義務があり、感想などを除いて評議の内容を明かすことは禁じられているが、
安藤さんは「ひとつでも多くの情報が開示されることが制度成功のカギ」と述べた。
滝川さんも「適切に評議が行われたか分かるようにすることは、制度を続けるために必要。
閉ざされた裁判所にどう風穴を開けるかが重要だ」と話した。
産経新聞
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画像 裁判員制度が21日からスタートするのを前に、ほかの民放各社のキャスターたちと
「開かれた司法」を求める声明を出した滝川クリステルさん＝19日午後、東京都港区元赤坂（荻窪佳撮影）
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