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★児童買春の悲劇なくしたい 「かものはしプロジェクト」村田早耶香さん
・貧しさゆえに親に売られ、売春を強要される子供たち。そんな悲劇をなくそうと学生時代に立ち上げた
「かものはしプロジェクト」で、カンボジアの児童買春の根絶を目指して奔走する。
児童買春の最大の原因は貧困。解決策の一つとして一昨年、同国の世界遺産「アンコールワット」近郊の
農村に、財布やバッグなどの民芸品を作る工房を開いた。村人に職業訓練と仕事の機会を提供し安定収入を
もたらすことで、被害防止につなげる試みだ。
「親に仕事があれば子供は売られずにすむし、教育を受けられる。物やお金の寄付ではなく、親が自分の
力で稼ぎ安心して暮らせる支援の道筋を探りたい」
◇
「アフリカでは飢えに苦しむ人が大勢いる。肉の一切れで命が助かる人もいるんだよ」。若いころから
ボランティア活動に熱心な父親は、食べ物を残すたびに優しく諭してくれた。父の影響もあってか、
中学生のころには「人の役に立つ仕事がしたい」と思うようになった。大学では国際交流学部を選び、
授業で東南アジアの児童買春の悲惨な実態を知った。売春宿でドラッグ漬けにされたり、エイズで命を
落としたりする少女も少なくない。年齢が近いだけに強いショックと怒りを感じた。
「私は運良く日本に生まれただけで、彼女たちと同じ境遇だったら同じ被害に遭っていたかもしれない。
同じ時代に生きる1人として何かしなければ」(>>2-10につづく)
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