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全国の国道で、陥没事故などにつながる地下の空洞がないか調査している国土交通省所管の
公益法人が空洞を見逃していた疑いが出ている問題で、実際に空洞がある東京都内の国道の
2か所についてこの公益法人が「空洞はない」と報告していたことがわかりました。
この問題は、全国の国道で、陥没事故などにつながる地下の空洞を見つける調査を
独占的に受注している国土交通省所管の公益法人「道路保全技術センター」が、昨年度、
東京・港区と品川区の国道15号線で行った調査をめぐって空洞を見逃していた疑いが
出ているものです。国土交通省が検証したところ、5年前に別の会社が行った調査で
空洞の存在がわかっていた2か所についてセンターがいずれも「空洞はない」と
報告していたことがわかりました。これらの空洞は、地下およそ40センチのところに
2メートルから3メートルの幅で広がっているということですが、センターでは空洞を
まったく検知できなかったか、検知しても詳しい確認を怠っていたということです。
さらに調査を発注した国土交通省・東京国道事務所もセンターの調査を「適切に実施された」
などと評価していました。これについて東京国道事務所は「空洞が見逃されたことは
事実で、実際に掘り返して調べることも検討する」と話しています。
*+*+ NHKニュース 2009/05/19[08:45] +*+*
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