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大阪・兵庫への修学旅行、都教委が延期・変更を要請
大阪府や兵庫県での新型インフルエンザの感染拡大を受けて、東京都教育委員会は18日、
都内約2000校の公立小中学校について、修学旅行で2府県が行き先に含まれる場合は、
当面の延期や旅行先の変更を各区市町村教委に対し要請する方針を決めた。
都立学校約260校に対しても、同様に指示する。
都教委幹部によると、都立校のうち、今月中に関西方面への修学旅行を計画しているのは、
定時制高3校と特別支援学校1校。都立向島工高(墨田区)は今月24日から、3年生8人が大阪方面へ行く予定だった。
中村謙一校長(55)は「3年生は、6月以降になると就職活動が本格化するため、この時期に行かせてあげたかった。
どう変更すればいいか、急いで検討する」と話した。
中村校長は「東京でいつ起きてもおかしくない。校内の感染防止に全力を尽くす」とも語った。
埼玉県教育局では、〈1〉感染者の在籍校と部活などで交流がある学校や近隣校についても、状況に応じて休校措置をとる
〈2〉学校で生徒の欠席理由について把握し、発熱など感染を疑わせる症状が出ている場合には保健所などに相談する
〈3〉大阪府や兵庫県で学校を閉鎖している地域に、学校活動で行かない―という内容の文書を、
18日にも市町村教委などを通して各学校に通知する方針。
千葉県教委は「県境で発生した場合は、臨時休校も視野に、ケース・バイ・ケースで柔軟に対応する。
県内で発生した場合は、教育事務所単位で休校措置を取り、必要に応じて拡大していく。既に各学校にその旨通知してある」としている。
一方、明治大学(東京都千代田区)は17日、ホームページで「今後、首都圏で感染が確認された場合、
休校措置を行うことがある」と学生に注意喚起。関西地区への旅行をなるべく避けることや、
新型インフルエンザの疑いがある症状が出た場合は、大学診療所に報告するよう呼びかけた。
(2009年5月18日15時13分 読売新聞)
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