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(>>1のつづき)
しかしその一方で、著者の中村克氏は一貫して「著作権侵害ではない」と主張している。一報を報じただけの
読売新聞や日本テレビを自らのサイトで「訴える」と豪語し、自分への非難を「思いやりのないバッシング」
などと非難した。
盗用については、「ディズニーに関するものは『公共財』だから著作権侵害ではない」という奇妙な
理屈で自らを正当化。しかも、ネットでの非難が激化すると、「家族が白い目で見られています」と
いった泣き落としをしたり、今回の件とはまったく無関係の市議などに事実無根の言いがかりをつけては、
「自分よりコイツのほうが悪人」といった奇行・妄言を繰り返した。
実はこの中村克氏、地元の東村山市では一部で「よく知られた」人物であるらしい。その特徴のひとつが、
「我こそは正義で真実」を絵に描いたような行動だという。例えば、同市庁舎地下の食堂で、ショーケースには
「手打ちうどん」との記載が、自動販売機には「手打ち風うどん」とされていたのを見つけ、市役所に
「怒鳴り込んで」改めさせ、それを市長のブログに自慢げに報告。
その様子に良識ある市民が苦言を呈すると、「投稿者の政治レベルが低すぎます」などと、
自分に批判的な意見を見つけては、他人のブログのコメント欄で執拗に非難。
ほかにも自分の意見が通らないと、「『荒らし』を続けます」と宣言して粘着を続ける有様。
そうした中村氏の暴走によって、市長のブログは閉鎖に追い込まれた。
ほかにも、根拠もなしに市議や市民を「悪者」と決め付けるのは常套手段らしく、本誌でも過去に紹介した、
記者として風俗関係の取材経験がある同市議の薄井政美氏に対して「風俗ライターなどという汚らわしい
ヤツを市議にはできない」と辞職請願を出した人物が、この中村克氏であった。ちなみにこの請願は市に
よってあっさり却下され、薄井氏に対するセクハラ疑惑は根も葉もないことが確定している。
今回の件について、版元のサンクチュアリ社は「個別の取材は受けられない」と拒否の姿勢をとっている。
とにかく、怪人物がベストセラーの著者となってしまったことで、思わぬ波紋が広がっていることだけは
間違いなさそうである。(以上)