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民主党新代表に鳩山由紀夫氏が決まったことを受け、読売新聞社が16日夕~17日に実施した
緊急全国世論調査(電話方式)によると、鳩山氏に「期待している」は40%にとどまり、
「期待していない」が53%と過半数に達した。
ただ、政党支持率は民主が30・8%と1週間前の前回調査(23・4%)から急増し、
28・4%(前回26・8%)の自民を逆転。次期衆院比例選の投票先でも民主は41%
(同30%)と自民27%(同27%)に大差をつけた。
鳩山人気は高くないものの、「小沢問題」に一応の区切りをつけた民主党に期待が戻った格好だ。
「麻生首相と鳩山氏のどちらが首相にふさわしいと思うか」では、鳩山氏の42%が麻生氏の32%を上回った。
麻生首相と民主党前代表の小沢一郎氏を比べた前回調査では麻生氏40%-小沢氏25%。
麻生人気の回復傾向は、公設秘書が政治資金規正法違反事件で逮捕された小沢氏への
厳しい世論の裏返しに過ぎなかったとも言えそうだ。
ただ、鳩山氏と、代表選を争った岡田克也氏とどちらが新代表にふさわしかったかを聞いたところ、
鳩山氏は28%と岡田氏の54%に大差をつけられた。
民主党が次期衆院選で政権交代を「実現できる」は31%にとどまり、「そうは思わない」が55%だった。
衆院比例選で民主党に投票すると答えた人でも、「実現できる」は58%だった。
5月18日0時12分配信 読売新聞
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