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国内で初めて新型インフルエンザの発生が確認された十六日、
感染者は神戸市の県立高校生八人に上った。いつもは観光客でにぎわう神戸の繁華街の
人通りは減り、マスク姿が目立つように。大阪府の高校生にも感染の疑いが浮上するなど、
一気に拡大した。スポーツイベントなどの延期や中止が発表されるなど、影響も出始めた。
(中略)
根路銘国昭・生物資源研究所長は「患者が一人いたら、周囲に十人の潜在的な感染者がいる」
と話し、二次感染の広がりを懸念する。
世界保健機関(WHO)は新型ウイルスに感染した人が、何人の人にうつすかという
数値(再生産数)を約一・四と推定。この数字は季節性インフルエンザよりはやや高く、
スペインかぜなど大流行を起こしたウイルスよりは小さい。
米国で確認された感染者は七千人だが、米疾病対策センター(CDC)は十万人以上の
感染者がいると推定している。国立感染症研究所の岡部信彦感染症情報センター長は
「現状では日本でどの程度広がっているかは分からない。神戸だけで収まるというのは
楽観的な見方だ」と話す。
(後略)
*+*+ 東京新聞 2009/05/17[08:05] +*+*
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