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調査】父親が40歳以上の新生児、自閉症になる確率は最大で6倍=米研究チーム2
【ライブドア・ニュース 09月05日】- AP通信によると、米マウントシナイ医科大学のエイブラハム・
ライヘンバーグ博士を中心とする共同研究チームは、イスラエル人を対象とした調査で、
父親が40歳以上の時に生まれた新生児が自閉症になる確率は、同年齢未満の父親の場合に比べて、
1.5-6倍も高いとの研究結果を発表した。同発表は4日発売の米精神医学専門誌「Archives of
General Psychiatry」(アーカイブズ・オブ・ゼネラル・サイキアトリィ)の9月号に掲載されたもの。
同調査には1980年代に生まれた13万人のイスラエルのユダヤ人とコロンビア大学、イスラエル
の大学・学術機関の研究者が参加したが、父親が40歳以上の新生児は、自閉症や関連の症例が
30歳未満の父親の場合の約6倍で、30―39歳の父親と比較すると1.5倍以上だった。一方、母親に
ついては、高齢者で多少の影響を及ぼす可能性は排除できないものの、子供の自閉症に与える
影響はほとんど認められなかったという。