【裁判】 「懲役20年…殺人でもこんなに重くない」「厳罰化にらんだ、結論ありきの判決では」…3児死亡事故の判決で、識者ら★7at NEWSPLUS
【裁判】 「懲役20年…殺人でもこんなに重くない」「厳罰化にらんだ、結論ありきの判決では」…3児死亡事故の判決で、識者ら★7 - 暇つぶし2ch1:☆ばぐ太☆φ ★
09/05/16 18:17:15 0
・福岡市職員だった今林大被告(24)は06年8月25日、焼酎ロック8、9杯など多量の酒を飲み、車を運転。
 前方注視が困難のまま、時速約100キロでRV車に追突。橋から転落させて家族5人を死傷させた。
 高裁は、危険運転致死傷罪を適用し懲役20年を言い渡した。この事件で、検察は、ひき逃げと
 合わせて懲役25年を求刑していた。
 08年1月の福岡地裁判決では、酒酔いはひどくなく、長い間脇見をしてしまったとして、業務上過失
 致死傷罪を適用。この罪では最高刑の懲役7年6か月の判決を言い渡していた。

 この事件では、幼児が3人も犠牲になるなどしたため被害者感情は強く、ネット上でも、被告への厳罰を
 望む声が強い。ヤフー記事では「一審判決甘すぎ。当然だ!」「3人死なせておいてそれでも懲役20年は
 ぬるいような気がします」といったコメントが上位を占めている。

 一方、司法関係者の間では、戸惑いが広がっているようだ。
 産経新聞15日付記事では、交通事故裁判に詳しい高山俊吉弁護士が「非常に問題の多い判決で
 強い違和感を感じる。厳罰化をにらんだ結論ありきの判決では」と言っている。

 日大大学院法務研究科の板倉宏教授は、判決について、「25年いっぱいの懲役刑はありえないこと
 ですが、それでも、かなり厳しい判断だと思います」と話す。
 この事件は、結果的にひき逃げしたとしても、殺すために故意に追突したという殺人案件ではない。
 板倉教授は、「殺人でも、こんなに重くなりません。懲役10数年になることが多いです。傷害致死3人でも、
 懲役20年はなかなかありません。遺族や市民の処罰感情を反映したものでしょうが、自動車の事件に
 限って重い感じがします。(高裁は)危険運転致死傷罪を適用する前提で事実認定したとしか
 思えませんね」と言う。

 被告側は、高裁判決を不服として上告する方針。しかし、板倉教授は、「最高裁で判決がひっくり返るケースは、
 多くありません。懲役20 年より減刑される可能性がないわけではありませんが、今回は被害者の数が
 多いので、そのままの量刑になる可能性が強いでしょう」と話している。(抜粋)
 URLリンク(www.j-cast.com)

※前:スレリンク(newsplus板)


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