09/05/16 12:38:20 0
「(通常の)季節性インフルエンザに近い症状。タミフルなどの治療薬も有効なので、冷静に対応してください」
神戸市の矢田立郎市長は16日午前8時50分からの記者会見で緊急メッセージを読み上げた。
市民の不安をあおらないよう細心の注意を払いながら、手洗いやうがいの励行、マスク着用、
不要不急の外出の自粛などを求めた。
同市が渡航歴のない高校生に感染の疑いが浮上したと発表したのは同日午前1時10分頃。深夜の会見で
市幹部は「予想していなかった」と戸惑いを隠せない様子で話した。
午前4時からの2回目の記者会見では、最初に感染疑いが浮上した高校3年生のほか、同じ学校の
2年生男女2人の感染の可能性を発表。報道陣からの質問は3人の接点に集中したが、市幹部は「調査中」と
繰り返すばかりだった。未明に感染の疑いが浮上したため、3人からの聞き取りが進まなかったことも混乱に
拍車をかけた。
午前7時から緊急に開いた対策本部員会議では、感染者が出た高校に近い同市東灘、灘、中央区にある学校の
休校や、16、17日に開催予定だった神戸まつりのメーンパレードなどを中止することを決めた。
「初の感染者は発生国から帰国して健康観察の対象になっている人から見つかると思っていた」と、厚労省の
担当者も驚きを隠さない。だが、「濃厚接触者の中に健康観察の対象者がいる可能性もある。今は、全力で
調査に集中したい」と話した。
感染が確定した生徒らが通う県立高校は16日未明から校長ら幹部が集まり、対応を検討。16、17日の部活動の
禁止を決め、全校生徒約1000人には外出を自粛するよう連絡を始めた。
2以降に続く
ソース
読売新聞 URLリンク(www.yomiuri.co.jp)