09/05/16 01:58:10 0
ソマリアへの自衛隊派兵に強い抗議と、私たちはやはり許さないということを申し上げたいと思います。
国会でも質問しました。なぜ、立法を無くしてやるんだと。麻生総理の答弁は、応急措置的に自衛隊を出すと。
その後、海賊新法を作るという答弁でした。本当になめられていると思い、頭にきました。
自衛隊は応急措置的に出す、そんな存在でいいのでしょうか。また、麻生総理が4月4日本会議場で、
国益を脅かす死活的問題と答弁しました。国益という言葉が出てきました。
アフガン問題、イラク特措法、テロ特措法で出てこなかった、国益という言葉が大手を振って出てきました。
でも、私は思います。日本人の保護、日本人のために、日本の製品のために、
日本のもののために自衛隊を派兵する、これは戦前に行なった侵略戦争といったいどこが違うのでしょうか。(拍手)。
世界中には日本の物、人、企業、船、あらゆるものが溢れ返っています。
それが危険だということで自衛隊が出て行くことになれば、どんな海にもどんな地域にも、
場合によってはどんな陸にも自衛隊が出て行くことになってしまいます。
実際に、海賊新法はソマリア沖に範囲を限っていません。つまり、いつでもどこでもの
ドラえもんのドアではないけれど、どこでもドアを使って、自衛隊が世界中に出て行く、
そのことの大きな第一歩と今回の自衛隊派兵はなるのではないかと、大きな危惧を感じています。
戦後最大の憲法違反の自衛隊の派兵です。海賊新法がこれから参議院で審議されます。
どんな観点からも許すわけにはいきません。国会の事前承認もありません。
私は、必ずしも国会の事前承認無くして自衛隊を出せる、という2005年に発表された
自民党新憲法草案の先取りだと思います。その先には、自衛隊派兵恒久法案が
地続きで提案されると思います。だからこそ、ここにいらっしゃる皆さん、
そして国民の皆さん、海賊新法を許さない、そのためにもっともっと大きな運動を
一緒に作っていこうではありませんか。(拍手)。勿論、民主党の修正案でも全くだめです。
社民党は国会の中で頑張ります。応援して下さい。
福島みずほのどきどき日記 2009年憲法集会(福島みずほ党首あいさつ)2009 / 05 / 15 ( Fri )一部抜粋
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