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★<新型インフル>「やったあ」生徒歓声、7日ぶり屋外の空気
・生徒たちはマスクを外し、足取りも軽くバスに乗り込んだ。
国内初の新型インフルエンザ感染者の濃厚接触者として、成田空港近くのホテルに留め置かれていた
47人に対する停留措置が15日、解除された。大阪府立高校の教師5人と生徒26人の計31人は、
成田空港から大阪空港経由で帰宅。他の乗客も自宅などへ向かった。7日ぶりに屋外の空気を吸い、
笑顔を見せる生徒もいた。
大阪府教委高等学校課の向畦地(むかいあぜち)昭雄首席指導主事によると、生徒らはホテル
10階の食堂に集合。午後4時42分、成田空港検疫所の藤井充所長が「停留を解除します」と話すと
「やったあ」と歓声を上げ、ハイタッチをして喜び合ったという。
あちこちで、久しぶりに友人同士の会話を楽しむ姿も。代表の教諭がホテルのスタッフに感謝の言葉を
述べ、生徒らも「ありがとうございました」と頭を下げた。生徒たちは「本当にうれしい、ほっとしました」
「部屋で1人でいるのはすごく孤独だったけど、食事の時にみんなに会えるのが楽しかった。みんなと
一緒だから頑張れた」などと振り返っていたという。
成田空港に着いた生徒らは、携帯電話で家族や友人に「今から帰るよ」と連絡をしながら、笑顔で
飛行機に乗り込んだ。
停留措置を解除された他の乗客らもマイクロバス2台に分乗し、成田空港に到着。出迎えの家族と
喜びの再会を果たした。
米ノースカロライナ州在住の米国人男性(53)は、到着ロビーで出迎えた妻(49)から「ウエルカム
ホーム」と声をかけられ、固く抱き合って喜びを分かち合った。妻は滞在中頻繁にホテルを訪れ、
バラの花束や食料を差し入れたといい、「彼の姿を見てほっとした。平気だと思っていたけど、
気付かないうちに家族もストレスがあったのかもしれない」と涙ぐんだ。男性は「毎日のように妻と
テレビ電話で話したり、メールをやりとりしたことが一番の支えになった。今はおすしが食べたいね」
とほっとした表情だった。
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