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★ソニー、今期1200億の赤字へ 09年3月期より拡大
・ソニーが14日発表した2009年3月期連結決算で、純損益が前期の3694億円の黒字から
989億円の赤字に転落した。ソニーの赤字計上は1995年3月期以来、14年ぶり。10年3月期は
さらに赤字幅が拡大し、純損失は1200億円と予想している。
10年3月期の営業損益も1100億円の赤字となる見通し。大手電機メーカーで今期の営業赤字
見通しを示すのは初めて。主力のテレビなどエレクトロニクス事業の収益改善策が、価格下落や
円高の進行に追いつかない厳しい実態を裏付けた。ソニーは追加リストラの検討を開始した。
ソニーは同時に昨年末に公表したエレクトロニクス事業の再建策に基づく生産拠点の再編を発表。
国内ではグループ会社ソニーイーエムシーエスの岩手県一関市や千葉県香取市、浜松市にある
拠点の生産を今年末までに終了する。これにより、エレクトロニクス事業の拠点は、再編前の
国内外57拠点から49拠点に集約され、約15%減少する。
ソニーの大根田伸行最高財務責任者は都内で開いた業績説明会で、構造改革が「(当初の)
計画を上回るペースで進んでいる」と強調。09年度のコスト削減効果は3000億円を上回る見通し。
ただ、エレクトロニクス事業の黒字化は達成できず、早期の業績回復に向け追加の生産拠点の
統廃合や人員削減などを行う可能性も示した。
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