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飲み食いだけで990万円--。
多額の不正支出が明らかになった職業能力開発協会を巡る問題で、福井県の協会では、
宴席に女性コンパニオンを呼んでいたことも判明。
公金のあきれた使い道に批判が集まりそうだ。
「このようなカネの使い方に、国民は納得しませんよ」。
昨年4月、福井市内の官庁街にある福井県職業能力開発協会(職員14人)。
会計検査院の調査官から経理書類を前に追及を受けた協会幹部は、
ただうろたえるばかりだったという。
同協会で発覚した不正は約1585万円。
懇親会費のほか、各職業団体や企業の担当者を集めた総会で配った記念品代。
中身はせっけんやタオルだった。
宴席は市内のホテルで催され、役員だけが集まる会合でも、
毎回のように女性コンパニオンが呼ばれたという。2次会も恒例。
行きつけのスナックもあり、支払いは協会の資金をあてた。
その費用が4年で計約990万円。
幹部は調査官に、「国や県は以前、懇親会を認めてくれていたんですよ」と釈明。
これについて、国とともに協会に補助金を支出する同県労働政策課は
「『会議費』の中に懇親会の飲食代が潜り込み、見抜けなかっただけ。認めていたわけではない」
と否定した。
検査院は昨年から協会の調査に着手。
無作為に選んだ8県で計約3400万円の不正を突き止めた。
すべての県で不透明な支出が判明したことから、
他の39都道府県の協会についても調べることにしたという。
秋に首相に提出する年次報告書に全容が記載される見通しだ。
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