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愛知県蟹江町の会社員山田喜保子さん(57)方で一家3人が殺傷された強盗殺人事件で、
犯人のものとみられる手袋痕が自宅内に残されていたことが14日、
県警特別捜査本部への取材で分かった。
特捜本部は、犯人が事件当時、自分の指紋を残さないように手袋をはめていたとみている。
捜査関係者によると、見つかった手袋痕は1階室内に複数あった。
一方で、室内からは、使い込んだような汚れのある手袋も見つかったという。
喜保子さんは朝は新聞配達をしていたといい、手袋は喜保子さんのものだった可能性がある。
特捜本部はこの手袋が外部から持ち込まれたものかどうかも含め、
手袋痕との関連を調べている。
一般に布製の場合は付着した血液や油脂、繊維などから手袋痕が検出されやすいという。
これまでの現場検証では、犯人のものとみられる指紋は見つかっていない。
喜保子さんを殺害したとみられる居間の床の血をふき取ったり、
次男のケーキ店店員雅樹さん(26)を刺殺するのに使われたとみられる
包丁の血を水で洗い流したりするなど、犯人が入念に証拠隠滅を図っていた状況や
手袋で触れた跡が見つかった場所などから、特捜本部は手袋痕は
犯人のものである可能性が高いと判断したという。
ソース:asahi.com
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