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横浜黒船研究会は5月17日、横浜市開港記念会館講堂(横浜市中区本町1)で
「開港記念150周年シンポジウム」を開催する。「横浜開港の世界史的意義 ―なぜ植民地化を免れたか?」がテーマ。
日本が開国に至るまでに経験した諸外国との出会いや、
その後の過程を新しい視点から掘り起こし、列強が押し寄せた時代に、
「なぜ日本だけが植民地化を免れることが出来たのか」を独自に検証し、
開港の果たした世界史的な意義をあらためて問い直すことをねらいとしている。
シンポジウムは5部構成で、基調講演、パネリスト報告、パネルディスカッション、
記念音楽会、懇親会となっている。基調講演は、横浜市立大学名誉教授・元学長の
加藤祐三さんによる「横浜開港の世界史的意義」と明海大学の岩下哲典教授による
「日本開国とオランダ」と題した講演。パネリストによる報告は、大間知倫さんの
「日露交流-地震・造船・国境」、今津浩一さんの「ペリー提督の対日交渉」、
有賀英樹さんの「上海租界と横浜居留地」の予定。続くパネルディスカッションでは、
横浜開港の世界史的意義について意見交換する。
ペリー、いやソース
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