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異性の販売員に電話で呼び出され、宝石などを売りつけられる「デート商法」。
石川県七尾市の会社員男性(33)はダイヤなど5点を買わされ、
総額390万円のローンを今も払い続けている。
若い女性の長時間の説得に根負けした自分を「優柔不断だから」と責め、
だれにも相談できずにきた。
今の季節は、自由に使えるお金を手にした新社会人が悪徳商法に狙われやすいという。
25歳のとき、自宅に若い女性から電話があった。
感じのいい声で「金沢でジュエリーの展示会をしています。ぜひ見に来てください」。
一生懸命さに「興味はないけど、見るだけなら」と、金沢の繁華街・片町で待ち合わせた。
自分より2、3歳年下の女性と話すのは楽しかった。
近くのビル3階にあるA社の支店で、男性用のダイヤの指輪を薦められた。
「結婚のときに必要だから、今から準備しておくといいわ」。
断っても断ってもあきらめてくれず、3時間が過ぎたころ根負けした。
価格は税込みで57万3千円。分割手数料と合わせ81万4050円を60回で払うローンを組んだ。
帰り道、情けなくて車を運転しながら泣いた。
2週間後、指輪を受け取りに行くと「結婚したら、奥さんが授業参観で必要よ」と
真珠のネックレスを薦められた。「月1万円のローンなら大丈夫でしょ。はいっ」と
握手の手を差し出し、承諾するまでひっこめない。結局、55万円の契約をして帰った。
>>2へつづく
ソース:asahi.com
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画像:男性が買わされたダイヤの指輪や真珠のネックレス、スーツ。
いずれも購入以来一度も使っていない
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