09/05/13 10:57:12 0
ショートメール:県民の理解は? /静岡
この春、沼津市に転勤した。失礼を承知で言えば、
中心街の最初の印象は「道路が窮屈で、車で走りにくいなあ」
「都市計画を間違えたんじゃないの」というものだった。
1カ月余たった今も、そう感じている。
市は、JR沼津駅周辺の道路や水路などの総合的な基盤整備を進めている。
だが、鉄道を高架にするための用地の取得を巡って、地元住民との対立が続く。
反対派の団体は栗原裕康市長との協議を拒み、これに栗原市長が
「いつまでもごねて」とストレートな発言をする始末。
溝は深まるばかりだ。
住みやすい街づくりを目指して、これから活発な議論がなされることを望むが、
高架化問題の歴史は20年に及ぶだけに一筋縄ではいかない。
今後、両者がテーブルに着くことがあるのか。
多額の税金が使われる事業でもあり、しっかり動きを見守りたい。
以前は静岡市に住んでいたが、この鉄道高架化の問題が話題に上ったことは
ほとんどなかったように思う。これは県の事業でもあるが、
県民がどれだけ理解しているのかも、気がかりだ。【田口雅士】
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