09/05/12 16:36:12 0
★融通効かない“ロボコップ岡田”…民主後継争い激化 鳩山氏、小沢との近さ弱点
・「自らのことは何も考えていない。代表が辞意を国民の前に表明されたばかりだし、その中で幹事長
として仕事をさせていただいた。先のことは全く考えていない」
鳩山幹事長は11日夜、代表選出馬の有無を問われ慎重に言葉を選んだ。鳩山氏は西松建設の
違法献金事件で窮地に陥った小沢氏との関係を「一蓮托生」と言って最後まで支えてきたが、
最後は小沢氏辞任への道筋を付け、「調整型として名を上げた」(民主中堅)との評価がある。
鳩山、小沢両氏のグループ、さらに旧民社党系、旧社会党系グループが「鳩山支持」に回るとみられ、
「すでに100人程度はいる。代表選で主導権を握ることができる」(小沢氏周辺)という。
ただ、逆に小沢氏との距離の近さが「弱点」。小沢氏に距離を置く若手議員は、「(鳩山氏では)政治と
カネの問題で暗い影がつきまとう小沢氏の影響力が残る」と小沢氏による“院政”を警戒する。
一方、小沢氏に距離を置く中堅・若手議員には岡田氏を推す声が強い。企業団体献金の規制など
政治改革に力を入れ、クリーンなイメージが定着している岡田氏は、政治とカネの問題でまみれた党の
イメージ刷新に適任との考えだ。岡田氏は11日夜の会合で、前向きに出馬を検討する考えに
傾きつつあったという。
だが、党内からは岡田氏は「融通がきかず、ぶっきらぼう」「原理原則を曲げない」との声が漏れる。
実際、民主党政策責任者時代には、最後まで主張を曲げないことから「ロボコップ」と言われたことも
あるほどだ。小沢氏との意思疎通、他の野党との円滑な関係を維持できるかといった不安感も強い。
「岡田支持」は前原誠司副代表や野田佳彦広報委員長のグループ計約50人が中心とみられ、
菅直人代表代行グループの対応はまだ決まっていない。
こうした状況を見て、小沢氏周辺はこう分析する。
「小沢氏の意向は鳩山氏。菅氏のグループが岡田氏を推す野田、前原両氏に引っ付くことはないだけに、
鳩山で勝てるだろう」(抜粋)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)