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2009年度の薬学部入学者数は、昨年度に引き続き
総定員数に届かなかった。本紙の調査で明らかになったもの。
東京大学を除く総定員数1万3294人に対し、
入学者数は1万2869人。定員充足率(定員に対する入学者の割合)が
100%を下回る“定員割れ”は、前年度より1校増え23校と、約3割を占めた。
一方、18校で入学者数が定員を1割以上オーバーし、大学により大きく明暗を分けた形だ。
なお、全74校の総定員数は前年度の1万3494人より120人減の1万3374人となり、
新設ラッシュで増加一途の“薬学生”が、初めて前年度を下回った。
充足率50%以上60%未満となったのは、青森大学51%(定員120人、入学者61人)、
安田女子大学51%(130人、66人)、城西国際大学53%(180人、95人)、
福山大学51%(200人、107人)、松山大学56%(160人、90人)、
千葉科学大学57%(260人、148人)だった。
大きな定員割れが目立つのは、東北地方と激戦区の千葉県、中・四国地方。
また、前年度と同様に新設校で定員割れが多かった。定員割れをした大学のうち、
昨年も定員割れだったのは20校に及ぶ。そのため、定員削減も余儀なくされるのではと見られ、
増え続けた“薬学生”は08年度をピークに減少に転じる可能性も出てきた。
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