09/05/11 20:41:57 Rfxl15P70
>>546
日本シリーズで4タテ喰らったらボロ負けって評されるだろ?普通はそう思うよな。
しかしこういう時、統計学では「両チームに実力差があるとは言えない」っていうんだぜ。
なぜか?両チームに力の差がなく実力が等しいと仮定すると、1つの試合で負ける確率は1/2=0.5。
したがって4タテ喰らう確率は0.5×0.5×0.5×0.5=0.0625となり、これは5%(=0.05)より大きい。
だから"ありえないくらい珍しいことが起こった"とも言えないから「両チームの実力は等しい」という
仮説を排除することができないので「実力差があるとは言えない」ってこった。
でもどう考えてもおかしいよな?つまり統計学屋さんってのは20回賭けて19回勝てるようなガチガ
チの鉄板レースでないと怖くて賭けられないっていうチキンなギャンブラーと同じなんだ。
もちろん賭けに負けた場合のリスクは考えておく必要がある。20発の弾倉がある拳銃に1発弾をこめ
てロシアンルーレットをして成功したら100万円やる、って言われても乗るやつはあまりいないだろ。
でも負けた場合の罰ゲームが、マスクしてみっともないpgr、って言われる程度だったら俺なら喜んで賭
けに乗る。
つまり賭けに勝った場合のメリットが負けた場合のデメリットに比べ圧倒的に大きいなら、「差があるか
ないか」ではなく「差がある可能性と差がない可能性のどちらが大きいか」で考えて統計学屋さんのご宣
託なんかクソくらえってことだ。
なお「差があるかないか」ということと「差が大きいか小さいか」ということは別問題だから、その点は
注意な。