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全日本大学バスケットボール連盟(平野正治理事長)と
関東大学バスケットボール連盟(前山定理事長)の前財務部長(57)が、
過去10年にわたり、両連盟の繰越金など合わせて
約1億1300万円を着服していたことが10日、両連盟の調べで分かった。
前財務部長は着服の事実を認め、今年3月31日付けで退任している。
着服分は借金の返済や先物取引の損失に充てていたという。
両連盟は10日記者会見し、
「本人から話を聞き、返済を求めていくが、
場合によっては損害賠償請求や刑事告訴も考えている」としている。
両連盟によると、前財務部長は関東大学連盟の財務責任者として
1999年から10年間に3200万円、
全日本大学連盟の財務部長として2001年から8年間に8100万円分の
繰越金などを着服した。
連盟側は今年3月の会計報告まで不正に気づかず、
発覚した段階で連盟の口座の残高はほぼゼロだったという。
発覚後、前財務部長は2200万円を返却。
現在開催中の関東大学バスケットボール選手権の運営費は、
この返却分でまかなわれているという。
長期にわたり不正を見抜けなかったことについて、両連盟の理事長は記者会見で
「責任は我々執行部にある」と謝罪。
全日本大学バスケットボール連盟の加藤敏弘・報道記録部長は、
「管理はすべて、前財務部長に任せっきりだった」と説明した。
10日に発足した調査委員会で、被害総額の割り出しや回収が進められ、
幹部の責任問題についても協議する。
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