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マイマイガの幼虫が県北や盛岡地域で大量発生している。昨年夏に大発生した成虫の卵が
ふ化したためだ。盛岡市内の診療所では八日、幼虫に刺された二十六人が受診し、人的
被害が出始めた。毛虫の幼虫は風に運ばれ、家屋や洗濯物などに付着。住民は「好天なのに
布団も外に干せない」と迷惑顔だ。三年続きで住民を翻弄(ほんろう)するマイマイガだが、
今年は幼虫段階から。各自治体、地域住民も駆除に躍起となっている。
マイマイガの幼虫は黒く、体長約5ミリ。岩手大農学部の鈴木幸一教授(昆虫生理学)によると、
気温20度以上の温かい日が続き、一斉にふ化したらしい。
盛岡市高松二丁目の佐々木皮膚科には八日、幼虫に刺された患者が訪れ始め、盛岡市のほか、
宮古市や葛巻町、八幡平市などから二十六人が来院した。
刺された皮膚は赤く腫れ、重症化すると夜も眠れないほど痛むという。市販の虫さされ薬は
効かないため、早めに医師の診察を受けるしかない。
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