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#連休中、鹿児島県内ちまきで5人窒息死 高齢者に注意呼び掛け
(2009 05/08 10:45)
ゴールデンウイーク期間を中心に薩摩川内市など県内各地で、高齢者がちまき
をのどに詰まらせ5人が死亡した。南日本新聞が7日、県内の各消防本部などに
問い合わせまとめた。端午の節句前後は、ちまきを食べる機会が多く、消防は「
高齢者はかむ力が弱いので、小さく切って、少しずつ口に入れるようにしてほし
い」と注意を呼び掛けている。
薩摩川内市消防局によると、ちまきをのどに詰まらせたとの通報が1日から6
日まで計4件あった。いずれも70、80代の高齢者。うち79歳男性は救急隊
が到着したときは心肺停止状態で、搬送先の病院で死亡が確認された。救急隊到
着までの間に家族が消防局の指示で背中をたたいて吐き出させ、無事だったケー
スもあった。
4月30日に屋久島町の男性(95)、1日に鹿児島市の男性(68)、5日
にさつま町の男性(82)、7日には指宿市の女性(80)がそれぞれ死亡。口
の中にちまきがあるのを救急隊が確認しており、いずれも窒息死とみられる。
薩摩川内市消防局によると、端午の節句前後は過去にも高齢者の窒息事故が起
きているが、2007年は1件、08年はゼロで、今年は特に目立つという。「
入れ歯を使用している高齢者は食べ物を詰まらせやすい。きな粉をまぶして食べ
ることが多いため、むせやすいのも原因ではないか」と分析する。
鹿児島市消防局警防課の浜園宅造・救急救助係主任は「家族が近くで一緒に食
べるのが理想」とし、のどに詰まらせた食べ物を吐き出させる方法として、(1)
咳をしている場合、軽く背中をたたき、咳を続けさせる(2)咳をしていなか
ったら、手のつけ根で、左右のけんこうこつの間を強く何度も続けてたたく-こ
となどを挙げた。
ソース:南日本新聞
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